「なんか、素を見せても動じなそうだったから」 俺は千歳にそう返した。 「それなら納得。 明日からアイツをどうするか楽しみだな」 千歳がそう言ってカバンを取る。 「ああ、楽しもうぜ」 そう言って俺もカバンを手にを取った。