そう呟くと……










何かの気配がした。









「女性ばかり狙うなんてとんだ変態野郎だな」









気配に言い聞かせるように大きな声で叫んだ









剣を構える














「いないな。」





気配を感じなくなった





その女性に手を合わせる









「後で学園長に報告しないと…」





そう言って私は寮に戻った










顔をバッチリ見られていたとも知らずに…