「キャーーー」





女の子の叫び声が聞こえた





あぁ、今日も平和に過ごせなさそうだ





声のした方にかけていく





「クソ……手遅れか」





声のした主は呼吸をしていなかった





首元を見ると











そこには……










二つの風穴を開けたようなもの





中から血が出ている






いや、もうすっからかんと言っていい





「ひどいものだ。これでもう軽く年内で数百件は超えている。」