ご主人に置き去りにされて一日がたった。

 僕は近くにあった川の水を飲んでいて何とか一日大丈夫だった。
 
「ご主人、来て、くれる、よね。」

 僕は昼まで待った。

 でも、来なかった。

 いくら待っても来なかった。