見ると、蒼井先輩が横に立っていた。

『うわっ!』

びっくりして、飛び跳ねる。

「選んで」

『えっ?あ、はい・・』

自販機のボタンをすぐに押し、ガチャンと落ちてくる。

「え? ソレ・・飲むの?」

しゃがんで、自販機からソレを取りだす。

『ハイ。い、いただきます』