オオカミスイッチ 【完結】

カナちゃんは、サラっと
モテモテピープルトークを私に押し付け
じゃね、と飛び跳ねるように去っていった。

私と
蒼井先輩やカナちゃんは
住む世界が、違う。

そう、言いたかったのかな。

そんなの、わかってるもん。



モヤモヤした気持ちは大学に置いてきて
私はバイトに向かった。

家の近くのコンビニ。
近いから、夜の時間が入れて
店長には重宝されている。

1年のときから始めているから、もう2年。
私もえらくなったな~
時給は相変わらず低いけど。