「リオ、俺たちはずーっと一緒だから
 安心しろ。
 なんかあったら、一番に言え。」

相変わらず頼れる男、大希は
私の肩に手を当てて
そう言った。
言い切ったあとに、ニッカリ笑った。


『ありがとう。
 これからも
 よろしくお願いします』

「おうよっ!」
「もちろんだよ―――っっ」

それから、2本あったマイクが
1本しか見当たらなくて
20分くらい探してやっと見つけた。

江里菜のバックに入っていた。