蒼井先輩が着替えたり
顔を洗ったりしている間に
私は自分の紅茶と、蒼井先輩のコーヒーを
淹れた。

「リオー、カップの場所わかる?」

蒼井先輩が上半身裸で
首元にタオルをかけて近づいてきた。

『ちょっ! わ、わかりますっ
 わかりますから、先に上、着てくださいっ』

「リオって、男の裸、見たことないの?」

『ないってわけじゃ・・
 ま、無いに等しいですけど・』