「私はあなたのこと、父とも思いません。

血が繋がってるってだけで寒気がする。

絶対に許さない、ママを返して」





「なんて言われようと言い返す言葉がない。

どんなことであれ、お前を傷つけてしまった。

美麗を殺してしまった。

本当に申し訳ない……

だけど俺は、お前のこと大事な娘だと思っている。

嫌われているのもわかってるし、勝手なのもわかっている。

だけど……「やめてよ!!」」





パパが話してる最中に遮り、気づいたら泣きながら「今更なんだっていうのよ」と言っていた。