しかし呼び止めたものの、何て言ったらいいのか分からずに沈黙だけが流れた 誠とわたしはお互いを見つめ合っている 熱い視線は雨など邪魔にならなかった すると自然に誠の手がわたしの顔を捉えた 顎を軽く突き上げられる それでもずっとまじまじと視線が絡み合う 「謝らないよ、僕は今朝初めて会ったときからなずなちゃんを好きになっちゃったみたい」