「あなたこそ、なんで保健室に来たんですか?」 「別に~」 別に……って、こいつ、なんの用も無しに保健室来るわけ…… まさか、サボリ?! 「お前、とりあえず座れば」 「……え?」 「早く」 いきなり何……? 私は男に多少の警戒心を抱きながら、言われるままに椅子に腰掛けた。 「足出せよ」 ぶっきらぼうに言われ、戸惑いつつも足を突き出す。 男は何やら棚をあさり始め、消毒液と薬と包帯を取り出した。