「こーちゃん早く起きないかな?」

なんて言いながら、
俺はこーちゃんの部屋を覗いた。

「ん…あぁ、
ケーキ食べたいにょ…はるちゃん」


久しぶりに聞いた。




『はるちゃん。』




前まで呼んでくれたのになぁー、と言いますか幸せそうな寝顔でいらっしゃいますね。




俺の夢見てんだ、なんか、ドキドキする。