嫌い、嫌い、好き。





佐藤さんはすごく可愛くてモテていたし、公認の彼氏もいたみたいで、北条なんて相手にされるわけがないと思っていた。



でもある日、佐藤さんが彼氏と別れたという噂が広まった。



何度も不安になったけど、そのたびに何か理由をつけては北条から逃げていたんだ。



怖かったんだ。



想いを伝えてしまって、友達じゃいられなくなることに。



やがてあたしの不安は的中し、2人は付き合い出した。



わかってる。ただの自業自得。



でもあんな北条をみるのは初めてで、それを佐藤さんが引き出したと思うと悔しくて憎たらしくて後悔ばかりで



だから北条から付き合った報告をうけたその日の放課後、1人ひっそりと資料室で泣いた。