作家たちの話

「外から影を見せながらお湯にも映るなんて器用……じゃなくて、別の存在かな?」

「顔を白い布で隠す……。祠の中の白いものと関係があるのかしら」

石蔓は、何かしてこなくてよかった……と思っていた。
道具を使って……というのは考えすぎだったらしい。

「次は誰ですかー?」

「よし、俺がやる!」

「急に何を張り切ってるんですか?別にいいですけど……」

勘違いをしたことが恥ずかしくて、それを振り切るように力を入れた。

「こほん。雨の日、ある夫婦が新居の前にいた……」