作家たちの話


「血が飛び散る……おえ。たちの悪い幽霊ですね。私につきまとうあいつと同じくらい……」

「高時さん、まだ引きずるんですか……?」

高郷、島矢、椿森の三人はあきれていた。

「見せて何がしたいんだよ!」

「自分の存在を主張したかったのかな……?生きている人の中にもああいう性格の人いるよね」

石蔓は島矢の意見に納得した。目立つために余計なことをして炎上する人に似ている。
もしもツイッターで、血まき散らして主婦脅かしてきたと画像付きでツイートすれば、炎上するだろう。

「よし、次は俺だな」

「頑張ってくださいねー」

高郷は妙にはりきる石蔓に、両手でティッシュを振る。

「強盗殺人があった家に、事件を知らない中学生が入った……」