作家たちの話

「あの時話しかけたりしなくてよかったですね」

「高時、お前もお祓いしてもらった方がいいぞ」

「ちゃんと霊能者のところに行きました。近所の神社は手に負えないとか言われてたらいまわしにされましたが」

こいつは何に憑かれてるんだ!?と恐ろしくなった。石蔓は夜に高時と一緒にいるのが怖くなった。

「次は石蔓さんですよ」

高時が何やら紙をポケットから取り出しながら言った。ここに呼んだのは高時だと思っているが、何故高時がこんなことをするのか。ただ四人に会いたかったからという理由ではなさそうだ。

「悪い、順番飛ばしてくれ」

「はい。じゃあ次は高時さんですね」

「自分が死ぬ以外の話だぞ」

石蔓がそう言うと、高時は動揺していた。何か隠してるな。

「はいはいわかりました!」

高時は机に手を置いていたが、爪で机を突き始めた。自分が死ぬ話じゃないと都合が悪いということか?

「ある日、いじめられていた子の遺体がトイレで発見されました……」