作家たちの話


「ひええ~」

「怖いだろ、高時」

ズリ……という音が聞こえてきたところから高時は怯えていた。

「やっぱり血まみれって怖いですよね」

高郷はそう言っているが、全然怖そうにしていない。

「怖い話はやっぱりインパクトが大事なんだぜ」

「それなら私も負けてませんよ」

高時は不気味に笑っている。いつもの元気な高時からは想像できない。

「これは、私が寝ようと思ってた時の話なんですけど……」