色々な愛のカタチ―短編集―

それでも君と少しでも居たかったんだ。




私の方へ戻ってくる彼。






私の前で止まって、何かを察したのか待ってくれている。






あぁ、最後まで君は優しいね。






その優しさは今の私にはとても残酷なものだよ。







「ごめん、っ、ごめんね!」






少しずつ涙を流しながら話す私。





君は黙って聞いてくれる。







「本当はっ、分かってたんだっ!君が私の事なんて、ック、もう好きじゃない事!」





「・・・うん。」