色々な愛のカタチ―短編集―

そんな思いも虚しく先を行く彼。




「ねぇ!」






大声で呼ぶと驚いた様に振り返る彼。





「な、んで、お前まだそこに。」






やっぱり私が後ろにいない事、気付いてなかったか。






ずっと考えてたんでしょう?





あのネックレスの事を。





ネックレスを着けた彼女の事を。







今日1日君の隣に居て分かったことは、
君の心にもう私は欠片も居ないこと。



君は、私じゃない誰かが隣に居ることを想像していること。