色々な愛のカタチ―短編集―

「買うの?それ。」




私は微笑んで、彼に話しかける。





「?!や、まだ保留。ごめん。行こう。」






慌てた様子でネックレスを戻して、店の出口に行った彼。






その『ごめん。』は何に対して?





あーあ。今買わなかったら、売り切れちゃうかもなのにな。







何て考えて、冷静でいた。







私は外で待っているであろう彼の元へ急ぐ。