すぐ隣の家に住んでいて、小学生の頃はこんな私と嫌な顔1つせず一緒にいてくれた子。 中学に上がって園子の転校が決まってから離れ離れになっていたのだけど、高校生になってまた家族でここへ戻ってきた園子。 そしていま園子は、ここから一駅離れた高校に通っている。 園子の服装を見ている限り、腰で巻かれたベージュのカーディガンで、スカートもよく見えないし、一目では絶対どこの高校かわからない。 「勉強しない分パワーが有り余ってるのね」 呆れたように園子にそう言う。