一匹少女が落ちるまで


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「わーっ!!!フッカフカ〜〜!!」



昼食を食べてから、3泊お世話になるホテルに着くと、部屋のドアを開けた瞬間、新山さんが大きなベッドにすぐにダイブした。



「雨宮さんもやって見て〜!気持ちいいから!」


「え…」


「早くっ!」


フカフカの枕を抱きながらこちらをみてそういう新山さん。



ベッドにダイブなんて…。


私はそういうことをするようなタイプじゃ…。


「気持ちいいよ〜」


フニャ〜と笑ってそういう新山さんは本当に気持ちが良さそうで。


「……」


私は、黙ったまま新山さんがダイブしたベッドの隣へと歩く。



真っ白でふわふわのシーツや布団。



私は、軽く前にジャンプするようにして足を曲げた。



ボフッ


体が一周宙に浮いた瞬間、少しひんやりした布団が私の体を包み込んだ。