黄金の都

ケルヴィン「いやはや、素晴らしいですな!
感動いたしましたぞ。
それに我が国の名前を入れて替え歌にしていただけるとは。」

アリドロス「これからがパーティーの幕開けですぞ。
今宵はどうぞ楽しんでいっていただきたい。」

ケルヴィン「いやぁ、ありがたいありがたい。
私のためにこんなことをして下さるとは。」

サラディア「ケルヴィン様、我が宮殿は庭が美しいのが自慢ですの。
一緒に参りませんこと?
池に私たちを写して似合いの一対か見て見たい。」

ケルヴィン「そうですな。
それではせっかくですし、日かの客人も是非ご一緒に。」

(ケルヴィン様の一言で広間の客人たちが一斉に庭へ出て行った。

僕たちはそれぞれ主人の後を追っていく。)

サラディア「イリア、もう今日は付いていなくでいいわ。

あなたも久しぶりにギィとゆっくり過ごしなさい。」

(向こうの方ではギィがタルハーミネ様の後ろについて歩いている。)

タルハーミネ「ギィ、ちょっとは空気を読んでちょうだい!

あなたが私に張り付いてるせいで誰にも声をかけてもらえないわ。

今日はもうどこかへお行き!」

(タルハーミネ様に邪魔と言われて怒りをあらわにしたギィがこちらに歩いてくるのが見える。)

イリア「そうすぐ怒るな。」

ギィ「怒って当然だ。

普段は人をこき使うくせに邪魔になったら消えろだとよ。」

イリア「ここはまだ客人もいる。部屋に戻って話そう。」