波乱の一日が終わった。

急いでバイト先に戻ると、店長が迎えてくれた。

「さっきの彼とはどうだった?
あっ!お店は大丈夫だから安心してね♥」

語尾の最後にハートマークがつきそうな勢いで目が輝いた。

「特に朗報と言うまでのものはないんですけど、
少し咲良君の事がきになりだしたくらいですね。」

「咲良君って彼の名前?」

「はい」

「いいじゃないの。これからに期待ね!」

少しプレッシャーを感じづつ頷いた。

これからどうしよう。