花束を君に

驚いた顔をしてから、パッと笑顔が戻った。

いや、それ以上だろうか。

「本当にいいの?良かった~!
僕の事知りたいんだよね?
教えてあげる!いこうっ!」

さっきまで『クール系のお兄ちゃん』という感じがしたのに、

今は『甘えん坊の弟』という感じだ。

新しい彼を初めて見つけた。