JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

それに。

朝食を食べ始めたからなのか、仕事の作業効率がさらに上がった。


その前からも…

ー「そーゆう仕事が出来るのってすごいよね…
…集中力とか忍耐力がなきゃ出来ないよ」ー

響にそう言われたからなのか。
淡々とこなしてた仕事を前向きに取り組むようになっていて、作業効率は上がってた。


その結果。
今月から難しい工程を任されて、けっこう苦戦してたんだけど…
気がつけばスムーズにこなせてた。



だから。


「ねぇ、響」

「ん?」


「…ありがとう」

「…え、なんで?」


あえて、なんとなくって答えたけど…
ただお礼を言いたかった。




「あ、そうだ。クリスマスどうする?
俺、仕事で遅くなるけど…」

「大丈夫。
私、イベント事好きじゃないから…
普通にすごそ?」

言い終えるのを待たずに、そう答えた。


イベント事を楽しむ気持ちになんか、到底なれない。
特にクリスマスは、イルミネーションが辛い。

だから秀人に無理やり誘われてた時は…
その気持ちはありがたくても、正直苦しかった。