JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

もしかして、響への想いに比例して増えたのは…
一真に対しての、ごめんという後ろめたさで。

いつからか募ってた、その後ろめたさがストレスとなって…
この手強い中途覚醒の、1番の原因になっていたのかもしれない。


だからお義母さんの…
愛は変化する、私の幸せを願ってるという言葉でそのストレスが軽減されて。

私が泣いてるより幸せな方が、一真は安心すると思う…
そう導き出された成美の言葉で、残りのストレスからも解放されたのだろう。


日曜日、お弁当を作りながらそんな事を考える。



結局先週は、泣き腫らした目も落ち着かないままお弁当を届ける事になって…

心配する響に、隠し事はしたくないなと立ち聞きの事を打ち明けた。


今日は忘れないように、しっかりお弁当をバッグにしまうと…



「ねぇ、響。

今日、秀人と食事に行きたいんだけど…
ダメ?」


少し戸惑ったその人から…

「いいよ」と、切なげであたたかい夕陽の笑顔が向けられる。



「…ありがとう」


あれから色々と考えた私は。

秀人の気持ちを汲んで、その想いは知らない事にするけど…
どうしても、面と向かってお礼が言いたかったのだ。