JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「あたし、思うんだけどさっ。

そーやって1番に憧子の幸せを考えてくれた一真くんだから…
寂しいどころか、憧子が泣いてるより幸せな方が安心すると思うよっ?」


「っ…

っっ……
うんっ…そうだねっ…

ありがとうっ、成美っ」


ー「俺も、憧子の幸せが1番だからさ」ー

そう一真は、そんな素敵な人だった。


涙がとめどなく溢れてく…



なのにごめんねっ…


ー「考えてるのはどーやったらそっちの都合を受け入れてもらえるかだけでしょおっ!?」ー

いくらマリッジブルーだったからって、私はほんとにっ…



だけど、せっかく響がその後悔を和らげてくれたから…

同じ苦しみは繰り返さない。


その代わり。




その夜携帯を開いて、さっそく文字を呟いた。


〈ねぇ一真、ありがとう。

私は本当に幸せだった。


これからもずっと、愛してる。
たとえ変化しても、永遠に愛してるから〉


愛は今でも、どうしようもなく募ってく…

どうかこの想いが、愛するその人に届きますように。






そしてその日を境に、中途覚醒がピタリと治まった。