JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

ずっと、って…

"2人が幸せなら"
それはきっと、私と一真の事で。


「まさか…
一真が生きてた頃、から?」


「…うん。

トリップしてる一真くんを幸せそうに見守ってる姿に、惹かれたって」


「っっ…、うそ…

どーして今まで教えてくれなかったのっ?」


「あたしが知ったのは、一真くんが亡くなってからで…
憧子それどころじゃなかったから。

だから秀人くんも打ち明けられなかったんじゃないかな…
苦しんでる憧子に余計な負担をかけたくないって」


「っ…

そっか…
っ、そっか、っっ……」

胸と言葉が詰まって、涙に変わる…



しんどい思いをさせたくなくて、想いを口に出来ない辛さはよくわかる…
そして、他の人に向けられた愛を傍で見守り続ける辛さも。


だけど秀人はこんなにも長い間、その辛さと想いを募らせながら…

ー「俺があいつの代わりに守ってやる」ー


そっと身代わりになって、支えてくれてたんだ。



それは、どれほど辛かっただろうっ…



ー「好きなら傷付いたっていんだよ」ー

ふいに浮かんだその人の言葉に…
うっと、涙がいっそう煽られる。