JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「ちょうど起きたとこだったから、ぜんぜんいーよっ」と、快く迎え入れてくれた成美に感謝を告げて。

さっそく本題を切り出した。


「あの、ね?

秀人が煙草をやめたのって…
私がそれで取り乱したから?」


ー「煙草は憧子の為にやめたんだよね~!」ー

成美はきっと、秀人の気持ちを知っている。


「…

まーね…
あの頃はおばさんと交代で、憧子につきっきりだったしね」


…やっぱりそうか。

そしてその気持ちは…



ー「俺は2人が幸せなら、それでいいと思ってた。
一生報われなくたって、あいつに生きててほしかった!

ほんとは俺が立ち直らせたかった。
幸せに、してやりたかった…
でも今幸せなら、それでいい」ー


愛する人が生きていて、幸せならそれでいいと言った私に。
その気持ちがすごくよくわかると言っていた、その人の気持ちは…



「ねぇ秀人って、私の事…」

そこまで口にしたところで、自惚れてる気がして少しためらうと。


「…

ずっと好きだったよ?」

見透かした成美に、答えを突き付けられて…


胸がものすごい力で締め付けられる。