JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「いいのよっ、いいの…
あなたがこんなに立ち直ってくれたのなら、それで…」


「っ、お義母さん…」

泣きながら微笑むその人からも、仁愛を感じて涙が滲んだ。



「…これからは、相手の方を大切にねっ?

でも…
気が向いたら、いつでも遊びにいらっしゃい」


「っ、気が向いたらだなんてっ…

これからも、今まで通り毎月来ます」


「…

ありがとう。
けど、相手の方は大丈夫なの?」


「はい、ただの片想いなので。
それに…

1番に愛してるのは、これからもずっと一真です」


そう告げるとお義母さんは、少し困ったような表情を覗かせた。



「っ、立ち直らないわけでも、前を向かないわけでも、ありません。
ただ…

一真を愛する気持ちは、これからもずっと変わりません」


「…

そうね。
愛は無くならないかもしれないけど…

でもね?
変化するものだとは、思うわよ?」


「変化?」

訊き返した私に。

優しく、諭すような頷きが返される。