JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「何してたの?考え事?」

カーテンを閉めながら、優しげな声で尋ねる響。


「…っ、ツイッター」

放心状況をごまかしたくて、ハッと手元の状況が口に出る。


「ツイッター?
ヘぇ~、憧子さんツイッターとかしてるんだ?
意外っ。
おもしろい?俺もやってみようかな~」


だから面白くも楽しくもないんだってば!


「それより、早上がりって私のせい?」


「…せいっていうか、ちょっと心配で?
勝手がわかんなくて困ってるかなって。
とか言って、それを口実にサボりたかっただけだったり?」


「…そう。
ありがとう」

変に気を使われて事実を否定されるより、こんなふうに認められた方が気が楽だ。



「あ、ねぇ家賃っていくら?
あと水道光熱費も」


「…それ、払おうとしてる?
だったら気にしなくていいよ」


「私が嫌なの。いくら?」


「そこは俺を立ててよ。
確かに美容師って安月給だし、そのうえ俺は年下だけど、逆に惨めっていうか?
いくら身代わりでも、憧子さんは彼女なんだし。

あっ、憧子さん車は?」と。