JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

そして今月の月命日。



「お義母さん、私…

…愛する人が出来ました」

2人で恒例のお寿司を食べてる最中、少し言いにくい思いで打ち明けた。


先月は記憶と気持ちの覚醒で、心が整理出来てなかったけど…

さっき改めて一真に報告したように、お義母さんにもちゃんと報告したかった。



「…そう。

良かったわ…」

その人は穏やかに微笑んで…
その続きを口にする。


「…実はね、そうなるんじゃないかと思っていたの。

あなたがいい雰囲気になってから、会うたびに変化していて。
着々と以前の憧子ちゃんに戻っていってたから…

きっと、傍に素敵な人がいるんだろうなって」


「っ…

…はいっ」


そんな事もお見通しで、私以上に私の事をわかってくれてただけじゃなく。

そうやって私を見守ってくれてた優しさにも、胸が詰まる。



すると。


「良かったわ…

本当に、良かったっ…」

お義母さんはそう言葉を詰まらせて、箸を置いて俯いた。