JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「お願いっ…やめないでっ…」

思わずその身体に、ぎゅっとしがみつくと。


「っっ…

んっ…
もう抑えられない」

その声と同時。


仰向けられた私の身体に、響が重なる。



そしてその肌と体温が重なった瞬間。

言いようのない愛おしさと充足感が押し寄せて…


「んっ…、あぁっ……」

その人の一つ一つの動作や、仕草や、その視線に…
やたらと反応を起こしてた。




どれくらいぶりだろう…

身体が芯から疼いて、悶えあがって、どうしょうもなくなる。




「っ…

気持ちいいっ?」


「んんっ…」

あまりの気持ちよさに、そう声を震わす事しか出来ないほど。



「…シャンプーよりっ?」


シャンプーっ?

前に響とのセックスより気持ちいいと言った事を、気にしてたのだろうか。


けどとっくに、髪を愛してるからこそのそれより…


「う、んっっ……」

比べものにならないくらい、気持ちいい。




なのに。


「愛してるよっ、憧子さんっ…」


「っっ…

私もっ…愛してるっ……」


なのにその人の愛はここには無くて 。

今になって、その粉飾の言葉に自らが苦しめられていた。