JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

あの頃の記憶が、一部覚醒したその日から…

なんとか普段通りの生活を送ってはいたものの、私は塞ぎ込んでいた。



きっとこれからも、どんどん思い出すのだろう。

その度にまた絶望に飲み込まれ、おかしくなって…


あの頃からずいぶん立ち直ったとはいえ。
今は安定剤も断薬したし、眠剤も減薬してるのに…

私はそれを乗り越えられるだろうか。




〈怖い、怖い、怖い…〉

響が傍にいない時は、ツイッターに依存した。


そして…

ロゼとモスを眺めた。



このコ達が来て、もうすぐ2か月。

だいぶん背が伸びて、葉も大きくなっていて…
その成長が、心を元気づけて癒してくれる。


手に取って、そうっと撫でると…
こけ玉の部分が固くなってる事に気付く。

それは水やりのサインで…



「ただいまっ」

ちょうど帰って来たその人に、問いただす。


「おかえり。

ねぇ、ロゼとモスに水あげた?
今回は、響の当番だよね…?」


「あっ…
ごめん、そこまで気が回らなかった…」