JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「なんか、勇気出てきた。
ちょっと怖じ気付いてたのかも…

ありがとう、憧子さん。
俺、新店舗で頑張ってみるよ」


「…うん。

私も支えるから、一緒に頑張ろう?」


途端、その人は驚いた顔をして…

すぐに私を、力強く抱きしめた。



「っ、ありがとうっ…」

思いの込められたような感謝に、私まで嬉しくなりながらも。


自分で誘導したものの、ちひろさんとの夢を目指してる響に…
なぜだか寂しさを感じて、胸が締め付けられる。



それだけじゃなく。

異動にあたり、今後はお客さんへの案内とか引き継ぎ、新店舗の準備なんかもして行かないといけないようで…

さらに今月は行きたいセミナーがあるらしく、また第3日曜日を一緒に過ごせない。


これからも忙しい響に、ますます寂しさが煽られる。