JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

後頭部と頬をしっかりと包まれながらされた、そのキスは…

今までになく激しくて。

噛みつくように絡み込む…



しかも、こんな場所だからだろうか。

胸があまりにも高鳴って…


堪らず、逃れようとしてしまった。



「っ、ごめんっ…」

ハッとした様子の響が、私を解放するなりそう顔を歪ました。


嫌がってると思ったのだろうか?

過去の罪悪感を追い打ちしてしまったような状況に。


「っ、違うのっ…
ちょっと、ドキドキして…」

慌ててありのままを伝えると。


「…えっ?」

キョトンとした反応が返されて…
余計焦る。


「…だからっ、家でまたしてくれるっ?」

とにかく嫌じゃない事を示そうと、そんなフォローをしてしまうと。



「…

ごめん、待てないかも」

とっくに来ていたエレベーターの扉が開けられ、グイと中に引き込まれた私は…


着くまでの間。


甘い…

甘いキスに囚われた。