JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

大切な人達を傷付けて、地元を離れて、消えてしまいたかった響は…
きっと、ずっと孤独を抱えてて。


それに引き換え。
私の周りにはこんなふうに友人がいて、不本意ながらも心配されてて。

よけい孤独を煽ってしまったんじゃないだろうか…



あぁ、なにやってるんだろうっ…

上手く立ち回れなかった自分が情けない。




とはいえ。

"俺は必要?"


どうなんだろう…

私が必要としてるのは、一真だけで。
生への執着がない私に、必要なものなんてあるのだろうか。


響に、なんて言葉をかけたらいい?

眉をひそめて考え込んでると。



「どしたっ?
具合でも悪いのかっ?」

秀人が心配そうに覗き込む。


えっ、と俯いてた顔を上げると。


「おまえっ、顔赤くないか!?
熱でもあるんじゃっ…」

心配症なその人が、頬や額をペタペタと触った。


「平気っ…
久しぶりのアルコールで火照ってるだけっ」

そうその手を退けようとした、瞬間。