JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「うっせーよ、バカップル。
似たような色しやがって…」

と髪に視線が向けられる。


「それ言わないでっ」

今さら恥ずかしくなって、気にしてるのにっ…


「…まァ。

この前も思ったけど、似合ってるし、可愛いけど…」


「えっ…

ありが、とう…」


いきなりな切り替えに拍子抜けするも。

響にしてもらった事は言わないでおこう…



「も~秀人くん、邪魔しないよっ!
てゆーか、2人の事知ってたんだねっ。
あ、飲み物いつものでいいっ?」

そこで成美が秀人を引き付ける。


その隙に。

「ごめんね、響。
また今度にして、今日は帰る?」


「…

俺は別にいいよ」


「えっ…」

それは帰っていいよなのか、居ていいよなのか…
聞こうとしたところで。


「憧子、ピスタチオ食うかっ?
おまえ好きだろっ?」

成美のフォローも虚しく、割り込んで来た秀人。


「だから邪魔しないでってば!」

そう怒ると。
途端、傷付いた顔をしてシュンとするから…


「っ…

ごめん秀人、言いすぎた…」

なんだかこっちが申し訳なくなる。