JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

そんな響が可愛くて。
それにその反応は、成美の言葉を肯定してるようで…

なんだか私まで恥ずかしいし、くすぐったくてたまらなくなる。



「あと秀人くんがゆーにはねっ?

ひさびさ会った時から表情が違ってて。
食べ物にも興味を持つようになってたし、
景色にも反応するようになってたって…

先月嬉しそうに落ち込んでたっ」


「…は?
嬉しそうに、落ち込むの?」


「うんっ。
良い雰囲気になったのは嬉しいけど、俺がそうしてやれなかったのが悔しい、って」


秀人…


ー「俺があいつの代わりに守ってやる」ー

前にそう言ってくれたけど…
そんなにその役目を背負い込まなくていいのに。


でも…

その気持ちは、ありがとう。




そして改めて…

自分の変化に気が付いた。



確かに私は…
料理を作るようになってから、食に興味が湧き始めたし。

景色に目が向くようになったのも、いつからだろう…

そうたぶん、あの夕陽の海岸を目にしてからな気がする。


そういえば…
慢性的な頭痛もいつのまにか治ってるし。

昨日の月命日では、一真を想って泣き濡れながらも…
茫然とはしなかった。