JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

またいい雰囲気?

いったいどこがどうそんな雰囲気になってるのだろうか。


「…例えば、どんなとこが?」


「んん~、全体的にっ?
まずはそのヘアスタイルとか!

すっごいオシャレだし、似合ってるしぃ…
あと服もオシャレ!」


髪は響に任せたものだし、服も響に見立ててもらったものだし…
全部響プロデュースなんだけど。

でもふと気付く。


髪も服もどうでもよかったのに…
少しずつ興味が戻ってる。



「明るさは違うけど、2人とも同じ色だよねぇ?
ね、どっちが先にその色にしたのっ?」


「え、俺だけど…」


「えっ、じゃあ憧子がそれに合わせたのっ?」


「…だったら、なに?」


「やっ…
意外だなって」


確かにそんな、彼氏と同じ髪色にするようなバカップルみたいな事、私のキャラじゃない。

けどこれは響というより夕陽の影響で…
どう説明しようかと戸惑うと。


「けどこんなふうに懐かれると可愛くてたまんないでしょ!」

そう響に話が振られて。

「えっ…」とその人は、一瞬こっちに視線を向けたあと、照れくさそうに顔を背けた。