JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

それから3日後。


その日も休みだった響は、チェストの組み立てに奮闘してくれたようで…

部屋に、私の場所が出来た。



それは、思いのほか嬉しくて…


「響っ、ありがとうっ…
ものすごく嬉しい…」

いつになく心を弾ませる私に。

どういたしましてと、響も満足げな笑顔を見せた。




そしてチェスト上には、台座に置かれた毛糸のこけ玉たち。

すぐにそれを手に取ると…
湿ってる様子。



「…ねぇ、ロゼとモスに水あげた?」


私命名のロゼと、響命名のモス。

生き物だから名前付けよっか!と提案されて、それぞれのこけ玉をそう呼んでた。



「あげたよ?」


「もう、私があげたかったのに…」


10日に1回の水やりが必要らしく。
今日がちょうどその日だと聞いてたから、秘かに楽しみにしていたのだ。


「あっ、ごめん…
なんか可愛くてつい」


「…

じゃあ今度は私があげるけど、それからは代わりばんこね?」


「っ、うんっ。
2人で一緒に育てようっ?」


なんだろう…
嬉しいそうにはしゃいでる響もだけど、それだけじゃなく。

一緒に、が嬉しい。