JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

「いつも電話で話してる人だよね?」


秀人の名前に反応してたけど…
電話で覚えてたんだ。

まぁ、いつも話してはないと思うけど。


「うん、その人…
秀人は、一真の親友なの」


「えっ…

そうなんだ…」

その声は尖りを失くす。


「そう。

一真を通して仲良くなったんだけど…
彼が亡くなってからも、ずっと私を支えてくれてて…」


「…

へぇ、そうなんだ…」

面白くなさそうに視線を流されて…

慌てて状況を取り持つ。


「っ、響にはすごく失礼だったし、口は悪いけどっ…
でも秀人は、ほんとは優しい人なの。

ただ私たちの関係を知らないから、一真を忘れられると思って、彼氏ってゆう存在を貶してしまったんだと思う…

あと一真も秀人と同じ身長だったから、なおさらそこを突いて来たんじゃないかなって」


「…

憧子さんは、背が高くてやんちゃな人が好きなの?」

そこでいきなり、話の主旨が変えられる。


「…

全く、そんなこだわりは…
それより、もしかして秀人の暴言気にしてる?」

別に響は平均くらいで、低いわけじゃないのに。