JUN-AI 〜身がわりラバーズ〜

すると…

思ってもない人の姿を捉える。


なんで秀人がここにっ!?

慌てて隠れようとした矢先。


「ねぇ秀人、このあとドライブでもしなぁい?」

その状況に面食らう。


彼女、いたんだ?

今までそんな素振りも見せなかったけど…
だとしたら。


私を元気付けるために、2人の時間が犠牲になったりしてたんじゃないだろうか…

そしてそれを気遣わせないために、彼女がいる素振りを隠して来たとか?

そんな事を考えてたら…



「ええっ!憧子っ…
なんでココにっ…」

見つかってしまった。


「あっ…、と…
ちょっと用があって。

急いでるからまたねっ」

チラと彼女を映しながら、いろんな事が気まずくて早々に立ち去ろうとした。


犠牲にしてしまったかもしれない事が申し訳なかったし、ドライブを断ってデートしてる事も、響の存在も…



「待てって!」

なのに肩を掴まれる。


「あいつはっ、ただの友達だからっ!」


え…
そうなんだ?

だけどそんなに焦って弁解しなくても…
私だってただの友達なんだし。