僕は桜の木

僕の傍で、冷たい風に吹かれてゆっくりと揺れる君の頬は、ピンク色をしていなかったよ。

僕はなんだかそれがとても悲しかったんだ。

朝が来て、僕の周りは春のように人が溢れかえっていた。

そして見たこともない誰かが君を連れて行ったんだ。