【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







下品な笑い声に、零さんとは違う手の形。



相手が零さんじゃないって思うと
なにもかもが気持ち悪くて、怖くて体が震え始めた時



「震えちゃって可愛いね?」


と、男が耳元で囁く。



「それじゃあお嬢さん行こっかー」


「男慣れしてないみたいだけど大丈夫大丈夫!
俺ら優しいから!!」



肩を掴んでる男が、無理矢理私を歩かせ楽しそうに口笛を吹く。



なんでこんな事になっちゃったんだろう...


やっぱり零さんについてきてもらえばよかった。



今更後悔しても遅い私の目から、ポロッと涙が落ちて



「泣き顔も可愛いとかお嬢さん...罪だね〜」



と男が私の顔に、顔を近づけた瞬間