下品な笑い声に、零さんとは違う手の形。
相手が零さんじゃないって思うと
なにもかもが気持ち悪くて、怖くて体が震え始めた時
「震えちゃって可愛いね?」
と、男が耳元で囁く。
「それじゃあお嬢さん行こっかー」
「男慣れしてないみたいだけど大丈夫大丈夫!
俺ら優しいから!!」
肩を掴んでる男が、無理矢理私を歩かせ楽しそうに口笛を吹く。
なんでこんな事になっちゃったんだろう...
やっぱり零さんについてきてもらえばよかった。
今更後悔しても遅い私の目から、ポロッと涙が落ちて
「泣き顔も可愛いとかお嬢さん...罪だね〜」
と男が私の顔に、顔を近づけた瞬間


