【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「...どうかしたのか?」


「えっ...いやあの!私も零さんと一緒にいたいなーって...あはは...」


「...」



ちょっと待って。 私なに言ってんだろう。



流石に今の言葉は素直すぎたと言うか直球すぎたと言うか...



絶対零さんに好意持ってるってバレたよね...?



取り返しがつかない言葉に顔を真っ赤に染めて
チラッと零さんを見ると、タバコの火はすでに消されていた。




そして



「学校...今日だけサボれよ」


「えっ!?」


「一緒にいたいんだろ?どっか連れてってやるよ」



顔色を一つも変えない零さんが、私にヘルメットを被せてバイクのエンジンをかける。




「あの零さん...!学校がっ...」


「安心しろ。1日サボったくらいじゃ退学にはなんねーよ」


「...」



いや、そういう事が言いたいんじゃないんだけど...



やっぱり真面目に毎日休みもせずに学校行ってる側としては
こういう事に少し抵抗あるっていうか...



でも零さんと一緒にいれるなら

それもいっかなって...




ねぇ零さん...


私どんどん悪い子になっていってるけど

これで本当にいいのかな...?