【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「...テメェ、一般野郎が暴走族相手に喧嘩売るとはいい度胸じゃねーか」



「先に喧嘩を売ってきたのはそちらでしょ?
私もここの店員として、店を荒らされるのはもうこれ以上は我慢できませんから」



「...」




今にも喧嘩をおっぱじめそうな2人に他のお客さんまでこちらに視線をよこす。





鬼口と言う男...


流石族の幹部やってるだけ迫力がある...



でも一般人なのに店員さんまでもがこの迫力...



もうなにがなんだか分からなくなってきて、店のムードぶっ壊しのRock調の曲が流れ出した時

ドアが静かに開く。


そして、店に入ってきた瞬間から誰もが視線を奪われては息を呑む、圧倒的存在感。



...零さんだ。





やっと零さんの姿が見れてホッと一息つきたいところなのに

零さんの前に、鬼口が立つ。