「あっ、嬢ちゃんの名前は?」
「加島朝日です!...金髪さんは?」
「朝日か!いい名前だな。
俺は西木戸勝(にしきど・まさる)。ダチにはマッサーって呼ばれてるからマッサーって呼んでくれよ」
「マッサーさんですね!ちなみにマッサーさん何歳なんですか...?」
「あー?高校二年生だ」
「...」
信じられない
まさかの同い年だ。
もっと年上だと思ってたから何も言えずに無言になる。
だってこんな大人が集まるような所で普通高校二年生がウロウロしてる!? 絶対しないよ!!
改めて不良の凄さを目の前にした時、バイクが置いてある駐車場に着いた。
「ほら嬢ちゃん。男用のヘルメットだから少しブカブカかもしんねーけど、ないよりマシだろ」
「あっ...ありがとう」
「...?どうしたんだよ急に大人しくなって」
「...マッサーが私と同い年だなんって信じ難くて...」
「...えっ?嬢ちゃん俺と同い年なの?」
「うん」と首を縦に振った私に、マッサーの口がだらしなく開いた。


