【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。










いきなり意味が分からないことを言われて不良3人に囲まれた。



あっちらこちらで、バイクの音、車の音、人の声がごちゃごちゃとうるさい中

怖すぎて緊張感が走る。



...兎恋ってなに?


私そんな人知らないよ...



それに零さんを追いかけ回してるって...




「あっ!!」


「「「!?」」」



私が急に声を上げるから、不良3人が驚く。



それと同時に顔を思いっきりあげたせいか、風でファサっと頭から離れたフード。



私の顔は丸見えだ。




「「「...子供!?」」」


「ちがっ...高校生ですー!!」


「いやいや嬢ちゃん...見るからに中学生だよな...?」


「なんでこんなちんちくりんが零さんを...?」


「零さん...ついに中学生にまで手を出してしまったのか...」




「「「零さんってやっぱスゲェーな」」」